講習会レポート

2022年7月25日・8月24日・9月7日、2023年1月26日・2月28日
設備管理講習会(高圧受変電設備研修)

2022年7月25日(月)、8月24日(水)、9月7日(水)及び2023年1月26日(木)、2月28日(火)の計5回、常滑にある日本空調システム(株)電気設備教育研修所において、計49名の参加者を得て高圧受変電設備研修を開催しました。

昨年度より開催を計画し、多くのお申し込みをいただいておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大により開催が延期となっておりました。

設備管理講習会(高圧受変電設備研修)

本年度は、事前に配布した体調チェックシートの提出や抗原検査をお願いするなどの対策を講じ、無事に開催することができました。

高圧受電設備は、商業施設やオフィスビル・病院などに設置されている電気設備で、変電所から高圧のまま送られてくる電力を施設内で使える電圧まで変圧する設備です。

トラブルが起こった際、調査や対応を怠ると、停電や感電・火災事故、波及事故が起こる可能性が高まります。

設備管理講習会(高圧受変電設備研修)

この講習会では、知識・技術向上のため、午前中に座学による単線結線図の見方や機器についての説明があり、午後からは、講師から説明を受けながら実技研修を行いました。

実際にキュービクル等に触れる機会のない方も多く、図面を見ながら熱心に講師の話を聞き、活発な質疑応答が行われました。

最後に、知識や確認不足による事故事例や、動物等による地絡波及事故等が紹介され、講師からは、安全第一であることはもちろん、大きな声を出して行うこと、一つ一つの作業を確認しながら行うことの重要性についての話があり、講習会は終了しました。

定員に限りがございますが、来期も2回の開催を予定しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

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